今年度の第7回のオープンキャンパスを開催しました。
今回もたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
学院長の挨拶と本日のスケジュールの説明の後、学科体験、校内見学等を実施しました。
理学療法学科は、「足のケガの人の理学療法を体験しよう」というテーマで体験を行いました。
ケガをした人がどのように松葉杖歩行をするのか? 足に体重をかけるのをどうやって調整するのか? 松葉杖の使い方は? など普段できないことを体験していただきました。
もう一つは、ストレッチ体験ということで、教員がストレッチをするには、どんな筋肉をどうやって伸ばすのか? ということを模型や資料を使って説明をしました。
説明後に、筋肉の働きや作りを意識して、筋肉を伸ばすにはどうやって動かしたらよいかということを体験していただきました。
みなさん熱心に体験に取り組んでいただき、新たな発見もあったのではないでしょうか。
作業療法では、「身体面」だけではなく、「認知面」や「精神面」にもアプローチをします。今回は作業療法プログラムの一部をご説明しました。
パソコンを使って、記憶力や判断力、注意力などの練習をします。上手くできるかドキドキでしたね!
革細工は手の動きだけではなく、集中力や考える力の練習にもなります。そして、作る楽しさを感じたり、出来上がった時の喜びを感じたり、「こころ」にもいろいろな効果があるんです!みなさん、個性豊かなかわいいコースターが出来上がりました ♪
まだまだ作業療法の役割はたくさんありお伝えしきれなかったのですが、体験を通して作業療法に少しでも興味を持っていただけたのなら嬉しいです。
言語聴覚学科の体験では、「飲み込み」や「話すこと」などをテーマに4つの体験を準備しました。
舌の力や動きの測定の仕方や、トロミ水の作り方などについて、体験を通して楽しく学びました。
言語聴覚士は「頭の働き」のリハビリテーションも行います。最後の体験では、鏡を見ながら星の形をなぞる、目と手のトレーニングもしてもらいました。
言語聴覚士は、「話す」「聞く」「食べる」「考える」を支える国家資格の医療専門職です。興味のある方は、ぜひオープンキャンパスへご参加ください!
今回の学科別の体験はいかがでしたでしょうか?
職業の名前は知っていている方も、実際にどんなことを行うのかは、聞いただけではわからないことが多いのがリハビリテーションの仕事だと思います。
インターネットなどで、事前に職業について調べて参加された方も、思っていた以上に色々な治療方法や検査方法などが有り、驚かれたり新たな発見があったのではないでしょうか?
学科別体験終了後に、学院の魅力についての説明や校内見学、個別相談を実施して、本日のオープンキャンパスは終了となりました。
本学院は、県内唯一、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士 を養成する3学科のある学校です。
県内で最初に開校した学校で1,600名を超える卒業生が、県内外の病院や施設で活躍しています。
今後も、オープンキャンパスでは、学院やそれぞれの学科(仕事)のことを少しでもご理解していただけるように、学科別の体験授業では、毎回異なった『テーマ』を準備して皆様のご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。