私は、運動器疾患手術後の患者様や、内科疾患・外来での患者様に対して理学療法を行っています。
主に自宅退院や日常生活能力の維持向上を目標に、筋力増強運動や、基本的動作練習を実施しています。
実際に臨床現場に出て仕事をしていると教科書通りの患者様はとても少なくて日々勉強の毎日を送っています。
悩む事が多いですが、患者様の状態が良くなったり、喜んで頂いた時にこの職業を選んで良かったと思います。
私が理学療法士を目指したきっかけは、中学時代に部活動で怪我をしたことです。その時、理学療法士の方に部活をしながらできる、痛みを少なくするストレッチ方法を教えていただきました。それによって痛みが和らぎ、大きな怪我をすることなく部活を続けることができました。その時に、理学療法士という職業を知り、私も人の為に働きたいと思い始めました。
私は人と関わることが好きなので、多くの人に感謝される職業を、とても素敵だと思っています。そのような理学療法士になれるように、これからも頑張っていきたいと思います。
私達は、新型コロナウイルス流行のため、臨床実習は1/3が学内での実習となり、国家試験対策も後半はオンライン授業となり、例年より厳しい状況でした。しかし、クラスが一致団結し、リアルな臨床実習・対面授業に近づけられるかと模索し続けました。そして、その結果、誰ひとりリタイアすることなくやり遂げる事ができました。
これらの経験から、臨機応変に対応できる力や探究心は、人一倍身についたと思っています。互いに鼓舞し合った友人や私達を導いてくださった先生方の、存在の偉大さ・大切さをひしひしと感じています。
この濃い4年間を経験した私たちは、これを糧にそれぞれの道を精進していきます!
素敵な友人、素敵な先生方に出会えて幸せでした!