山口市では昼過ぎに35℃近くまで気温が上昇し、県の中部や北部では局地的に雷雨のところもあったみたいです。
幸い学校周辺は、雨は降らずに相変わらずの蒸し暑い日となりました。そんな暑い日にかかわらず今回も沢山の方にご参加いただきありがとうございました。
〇始めに、本学院の顧問より概要説明がありました。
学校概要や10月から始まる入学試験のことなどの説明がありました。メモを取りながら熱心に聞かれている参加者の方もおられました。
〇続いて、教務部長より理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の仕事の説明がありました。
説明の後、初めて参加された方を中心に校内見学を行いました。
各学科の実習室では、教員や学生から学科の特徴や授業で使う機械や道具の説明がありました。
また、校内見学と並行して、保護者の方や2回目以降の参加者を対象とした、学費などの説明会も実施しました。
今回の体験授業のテーマは、「したいを叶える理学療法体験」
ということで ‘お風呂に入りたい’ を叶えるにはどうしたら良いか、理学療法の流れに沿って体験してもらいました!
まずは理学療法ってどんな仕事? 何を叶えることができる? に関して説明がありました。
そして、脳梗塞で片麻痺になった患者さんの動きはどうなのか?
サポーターなどで固定して体験してもらいました!
そして、お風呂に入りたいを叶えるために、患者さんのことを知ろう!
ということで、膝の角度を測ってみました。
人の関節の動きを図るってこういうこと!?
と思いながらもチャレンジ!
そして、お風呂に入るのはどんなの?
ということで、関節が動かない、麻痺がある状態で入浴動作を体験
その制限を理学療法でとり除ければ、どれだけ楽に入れるか!
どれだけ「したい」を叶えられるか!
実感してもらいました!
今回の体験授業のテーマは、「生活を支える道具と作業療法」ということで、生活を助ける道具「自助具」を作成しました。
今日作成するのは、「ソックスエイド」 腰や股関節や膝関節に痛みや何らかの困りごとがあって、足先まで手を伸ばすことが難しい人が、ひとりで靴下をスッと履いてしまえる道具です。
今回使った道具は、プラスチックシートと紐! さあ作ってみましょう!
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出来上がったソックスエイドを使って、実際に靴下を履いてみました。靴下の種類によって、うまく履けたり、履けなかったりしましたが、何とか完成!
自助具は、その人らしい生活を送ることを援助する道具です。患者さんのからだの状態と想いにピッタリと適合した用具を選んだり、作ったりすることは作業療法士の重要な仕事のひとつです。
「たった道具ひとつで・・・」と思われるかもしれませんが、そのひとつが患者さんの生活をより豊かに活動的にできる可能性を持っています。
作業療法の仕事のひとつをご紹介しました!まだまだお伝えしたいことは盛りだくさん!
9月のオープンキャンパスでも是非お会いしましょう!
まずは、言語聴覚士の仕事についての説明がありました。
その後、今回は子どもの分野を中心に「赤ちゃんのちから」というテーマの体験授業を行いました!
みなさん、言語聴覚士は赤ちゃんやお子さんも対象としていることをご存知ですか?
下の写真は離乳食のランチバイキングをしているところです。
赤ちゃんのおくちの発達と離乳食って関連があるんです。
たくさんあるメニューの中から赤ちゃんのおくちの発達にぴったりのものを選ぶランチバイキングです。
離乳食を見るのは初めての方もいらっしゃったのではないでしょうか?皆さん一生懸命メニューを見比べながら選んでくださいました。
展示ブースでは臨床で実際に使用している検査や、学校で教科書として使用しているテキストなどを見て頂きました。
こちらは子ども用のことばの検査や、セラピーで使用する教材です。
実物そっくりの果物やお野菜、絵本、カラフルなおもちゃなど見ているだけで楽しくなりますね。
言語聴覚士は、これからもどんどん必要とされている仕事なのですが、なかなか知られていない仕事でもあります。
今回オープンキャンパスに参加されて少しは言語聴覚士の仕事を知っていただけたでしょうか?
これからも、それぞれの学科(仕事)や学校のことを少しでも理解していただけるように、オープンキャンパスを実施していきます。
沢山の方のご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。