☆第３回　オープンキャンパス開催

梅雨明け間近を感じさせるような日差しのもと、第３回オープンキャンパスを開催いたしました。

今回もたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。

まず、学校概要の説明があった後、教務部長より、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の仕事や専門性の違いについて、分かりやすい説明がありました。

説明の後、校内見学として、各学科の実習教室を見学しました。専任教員や学生から、各実習室の特徴や検査機器を用いたデモンストレーションなど、実際の授業の雰囲気を体験していただきました。

◇学科別体験授業

◎理学療法学科

体験授業の前に、理学療法士はどのような職業なのか、どのような場所で働いているのかなどについて、動画をみながら理解を深めていただきました。“笑顔つづく、すこやかな暮らしへ”　皆さんの思う理学療法士のイメージは何か変わりましたか？

学科の体験授業は、高校野球のシーズンがキタッということで、まずは「肩」について構造を知り、そしてトレーニングを一緒に体験していただきました。

肩甲骨って聞いたことあるけど詳しく形までは…って方も多かったのではないでしょうか。みんな丁寧に触っていましたね。触る技術を高めることは専門家への第一歩です。肩甲骨の動きも確認していただきました。皆さんが何気なく動かしている腕の動きは肩甲骨が動いているからこそ生まれる動きなのです。いつまでも元気に肩を動かすためにも今日からレッツ肩甲骨♪っという気分になっていただけたのではないかと思います。

体を動かすのが好きな人、体の仕組みを理解したい人、人のために力になりたい人、などなど少しでも理学療法士に興味をもっている方は、是非オープンキャンパスに遊びにきてください。お待ちしています。!!

◎作業療法学科

作業療法学科は、「こころとからだの作業療法～治療体験！脳血管障害の作業療法！」と題して行いました。

参加者には、片麻痺体験として、軍手を2枚重ねにして装着し、手の使いにくさを体験したり、足裏に風船をテープで固定し、風船を割らないようにして立ち上がるなど、からだの「使いにくさ」を体験してもらいました。

手の作業療法として、低周波治療器を使って作業療法をすることを紹介し、治療体験もしました。

からだの使いにくさを機械や動作方法の指導、練習を通して再び、『身の回りの生活動作＝作業』が行えるように治療していく面白さが作業療法にはあります。

参加して頂きました皆さま、ありがとうございました。

◎言語聴覚学科

授業で学ぶ聴力検査機器を紹介しました。3年生の学生2人が見学者の前で実際にデモンストレーションを行いました。

また、普段は時間の関係でじっくりお見せできない「聴力検査室」もご案内しました。防音室を備えた本格的な検査室で、実際の検査音なども聴いていただきました。

学科体験では、「意識して話そう」と題して、口と発音のリハビリを参加者のみなさんと一緒に行いました。真剣に取り組んでくれたおかげで、どなたも発音の上達を実感していただけたと思います。

今後も、オープンキャンパスでは、学院やそれぞれの学科(仕事)のことを少しでもご理解いただけるよう、学科別の体験授業では、毎回異なった「テーマ」を準備して皆様のご参加をお待ちしております。

リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、　 こちら 　へ。