☆ 第5回 オープンキャンパス開催 ☆
週明けに接近する台風の影響か、少し蒸し暑い中、沢山の方にご参加いただきありがとうございました。
〇まず始めに、本学院の顧問より概要説明がありました。
10月から始まる入学試験直前の今回のオープンキャンパス。参加者は熱心に耳を傾けていました。
〇続いて、3学科の学科長より学科(仕事)の説明がありました。
短い時間ではありますが、毎回、話題を工夫しながら、分かりやすく仕事の特徴を説明してもらいました。
説明の後、校内見学、体験授業を行いました。
また、校内見学と並行して、保護者の方や2回目以降の参加者を対象とした、学費などの説明も実施しました。
◎理学療法学科
理学療法学科では、「臨床実習ってどんなことをするの?」をテーマに
臨床実習を終えた4年生が中心となって、実際の病院で学んだことを紹介しました。
一般に、高齢の方に多い “大腿骨頸部骨折” は転んだ時によく起こります。
太ももの骨の一番上の部分から少し下の細くなっている部分の骨折です。手術をして人工骨頭を入れました。
まず、患者様の状態を知るために評価を行います。写真は主な評価(検査)の項目を説明しています。
参加者の皆さんに、どうやって骨折側の股関節を動かしていくか、体験していただきました。上手くできたかな?
人工骨頭を入れると、足の向きによって脱臼しやすい位置があります。
理学療法士は、筋力強化や歩く練習だけでなく、日常生活で脱臼を防ぐため、患者様が自宅のお風呂に入る時の指導も行います。
◎作業療法学科
作業療法学科では、「認知症の作業療法」と「在校生と交流会」を企画しました。
校内見学の参加者に実習を終えた4年生が、作業療法とは?という説明をしてくれています。
さすが、4年生!しっかりと説明をしてくれました。
村上先生による、「認知症の作業療法」についての授業と体験会の様子です。写真は2050年には、認知症の方が1億3900万人に上ると言われています。
まだ、薬では根治しない病気です。作業療法士は医学的知識を活かしながら、対象者に寄り添い、認知症の進行を遅らせるように脳を刺激したり、生活を工夫したり、環境を整えたりすることなど…様々な手法でアプローチしていきます。
実習を終えた4年生が、実習報告をしてくれました。また、1年生も加わり、学校生活の様子、勉強のこと、作業療法学科の雰囲気など、参加者に話してくれました。参加者からも、たくさん質問を頂いた様子で、とても有意義な時間となりました。(教員はその中には入らず、保護者の皆様と少しお話させていただきました)
◎言語聴覚学科
言語聴覚学科では、「おしえて!山コメライフ」と題して、4年生の学生による学校紹介を行いました。
まず、学生が自分たちで作った紹介スライドを使って、学校の授業や実習について説明しました。
その後、保護者、教員も含めた参加者全員で体験ゲームに挑戦!!
チームに分かれて、積み木やパズルなどの訓練教材を使ったゲームを、タイムトライアルで競いました。優勝は高校生チーム!小林学院長先生も参加し、大盛り上がりの一日となりました。
これからも、それぞれの学科(仕事)や学校のことを少しでも理解していただけるように、オープンキャンパスを実施していきます。沢山の方のご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。