山口コ・メディカル学院 リハビリテーション医療専門学校

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第4回 オープンキャンパス 開催!
2018.08.21

第4回 オープンキャンパス 開催!

 ここ一週間37℃以上の猛暑日が続き、当日も35℃予想の暑い日になりましたが、今回も沢山の方に参加していただきました。ありがとうございました。

 今回の学科体験では県内で唯一、理学療法学科作業療法学科言語聴覚学科 の3学科が有る本校の特徴を活かし、共通のテーマを決めて、理学療法士作業療法士言語聴覚士どう関わるのか?を理解していただこうという説明&体験でした。

 学科別体験の開始前に、共通のテーマである「脳卒中」という病気について吉村副校長より説明がありました。

  

  

  (学科別体験と並行して保護者の方を対象とした学校概要の説明会も実施しました。) 

 

 ◯ 「脳卒中」についての説明を聞いた後に、3学科に分かれて、「脳卒中の患者様に対して、理学療法士作業療法士言語聴覚士がどう関わるか」 をメインテーマに、 それぞれの職種による役割などの説明を聞いたり、体験をしたりしました。

 

◇理学療法学科

 テーマ 「理学療法の実際 -脳卒中の理学療法-」

  講義 : 卒中になってしまったら・・・

  体験 : 起きてみよう、坐ってみよう、お風呂に入ってみよう!

 

  ①脳卒中後に見られる、片まひの体験をしてもらいました。片側の腕や脚におもりを付けて、半身が動かないように想定した状態でのベッドからの起き上がりや車椅子への移乗を在校生から説明を聞きながら体験しました。実際にやってみると結構難しいことがわかります。(写真下左・右)

       

 

  ②授業で在校生(3年生)が段ボールなどで作成したお風呂(各家庭のお風呂をモデルに作成した物です)に、在校生がお手本を見せながら説明を聞いた後、片まひの状態で入ったり出たりする体験をしました。(写真下右)(ちなみに、カラーボールはお湯の代わりです)

       

  

  実際に体験してみると、半身が動かない大変さが実感できたのではないでしょうか?

 

◇作業療法学科

 テーマ 「脳卒中の作業療法 ~作業療法士ができること~」

  講義・体験:3年生による解説 ~その人の望む生活の実現に向けて~ 

 

 今回の講師は3年生!!7月から「作業療法士を紹介しよう」とクラス全員で準備を進めてきました。

  ①まず、作業療法についての説明&本日の流れを説明しました。

  今回は、食事・更衣・入浴動作についての片麻痺体験とそれに対する環境調整の視点からの支援について体験&説明を行いました。(写真下)

  

 

  ②更衣のブースの1コマです。更衣動作支援についての話を聞いた後、「片手で服のファスナーをあげてみて!!」といわれた参加者。

  必死に片手で頑張って上着のファスナーをあげようとするも上手くあがりません。(写真下左)

  そこで、服のファスナーをあげるための自助具(生活を便利にする道具)の登場です。

  その道具を使うと・・・。上手くファスナーをあげることができました。(写真下右)

   

 

  ③更衣動作以外にもそれぞれのブースで食事や入浴に対する支援の方法を説明と体験から少しでも知っていただけたのではないかと思います。(写真下左&中)

  生活を支援する自助具にも、市販の物から手作りの物など様々な物があります。(写真下右)

    

 

  作業療法は筋力の向上、関節の可動域を拡大、注意を向けることや気持ちをコントロールするといった基本的な能力だけでなく、それらを実生活の中の動き、活動として使いこなす応用能力、社会適応能力、環境社会資源の活用、対象者の生活の再獲得するために必要なことを多角的に捉え、「生活行為」を媒体としてその人らしい生活の獲得を目標に支援する素敵な仕事です!!今回は、そのほんの一部を体験していただきました!

 

 

◇言語聴覚学科

 テーマ 「脳卒中後の言語聴覚療法 (飲み込みの障がいとはどんなこと?)」 

  講義: 食べ物が飲み込めなくなったら、どうなるの?

  体験:「食べたいけど食べられない」嚥下障害になった大人の気持ちを体験してみよう! 

 

  ①嚥下(飲み込みの)障がいの説明をしています。飲み込みにくさの体験で学生がお手本を見せています。(写真下左)

  ②飲み込み時の喉(のど)の動きを、手を添えて体験参加者同士で確認しています。触ってみたら、喉って思った以上に動いていることが分かります。(写真下右)

   

  

  ③嚥下(飲み込みの)障がい者は、喉の動きがとても弱くなっています。手足と同じように、食事(飲み込み)にも、口や喉の筋肉の働きが大事です。 リハビリでは、喉の筋トレもするんですよ!と説明中!(写真下左)

  ④喉の筋トレの体験の説明です。体験参加者が二人一組のペアになって、言語聴覚士(ST)役は、患者役の人のおでこに手を添えます。

  患者役の人は、力を入れて下を向きます。その時、言語聴覚士(ST)役の人は、おでこに添えた手に力を入れて抵抗を与えます。結構疲れますが、これも大事な訓練(リハビリ)です。(写真下右)

   

 

  言語聴覚士(ST)は、患者様が美味しい食事が食べられるように、リハビリ指導や援助もします。

 


 ◯今回の体験や説明を通して、理学療法士作業療法士言語聴覚士が、「脳卒中」の患者様に対してどう関わるのか?それぞれの役割や違いが理解していただけたでしょうか?

 理学療法士作業療法士言語聴覚士で迷っている方も、進路を決めるのに少しでも参考になったでしょうか?

 次回(9月22日)の第5回 オープンキャンパスでは、いよいよ出願直前ということで、「出願」「入学試験」の説明や、今回とは違った内容での学科体験もあります。

  山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は  こちら  へ。

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