今年も山口コ・メディカル学院による紅葉祭が無事開催することができます。

　今年は例年とは一味違った紅葉祭を主催したいと思っています。

　今年のテーマ「Fascinate～心を掴む瞬間～」です。「Fascinate」とは「魅力」という意味で実行委員、学生である我々の魅力を全身全霊で表現して行くことはもちろん、足を運んでくださった方々それぞれの魅力を引き出していくことができてこそ紅葉祭は大成功に終わったと思えると考えこのテーマにしました。

　また、例年との大きな違いとしては、山口コアカレッジと山口コ・メディカル学院の二校による同日開催となります。二校で協力し合いみなさんの心を掴むために日々試行錯誤することとなりました。

　「山口コアカレッジと山口コ・メディカル学院」「先輩と後輩」「先生と学生」これらの壁を取り払い、全員で協力してみなさんの一生の内のひとつの思い出を作り出したいと思っています。

　さらに、屋台やイベントでは二校同日開催とのこともあり、たくさんの模擬店、イベントブースを企画しました。模擬店では焼きそばのような王道から珍しいものまであり、イベントはみなさんの参加可能なものが多数ございますので、ぜひ積極的にご参加ください。

　最後に今年も無事紅葉祭を行うに当たって協力してくださった、携わってくださったみなさま、本当にありがとうございます。こんな私に大役を任せていただき、貴重な体験をすることができました。みなさま、ぜひ一度足を運んでいただき紅葉祭をお楽しみください。

 

紅葉祭実行委員長　林 瑞熙 （理学療法学科 3年）

　第23回紅葉祭の開催おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

　今年のキャッチフレーズは「Fascinate ～心を掴む瞬間～」です。学生の皆さんは、将来、医療に携わることになります。患者さんの心を掴むような要素を身につけることは医療人の基本です。それも会った瞬間のごく短時間のうちに心を惹きつけられるようにならなければなりません。「この人だったら大丈夫そうだ」「この人にお願いすれば良い結果に導いてくれるのでは」というような信頼感、安心感を持ってもらえるということです。将来、医療人となる皆さんにぴったりのキャッチフレーズといえます。

　今年度の学園祭実行委員の皆さんも、早い時期から準備に取り組んでまいりました。今回も、ステージイベントに模擬店など、さまざまな展示や企画が催されています。紅葉祭は「祭」ですので、学生皆さんの意識を高揚させ、絆を強固にし、賑やかさを楽しみ、心を和ませる場であります。さらに、普段の厳しい勉学生活から解放されるストレス解消の場という側面もあるでしょう。しかしながら同時に、紅葉祭は、コ・メディカル（リハビリ療法士）養成校の学園祭ですので、ただの賑やかな祭で終わってはならず、将来、医療・保健・福祉に携わるリハビリ療法士の卵として、外部の方々へ学校を開放し、リハビリの理論や実際を紹介し、本学院で行っている教育・研究などの活動を発表することも大切です。学園祭は学生文化の最大の発信の場であり、学園祭のエネルギーはそのまま学生のエネルギーといっても過言ではありません。思いっきりそのエネルギーを発散させてください。

　結びに、今年も多くの地域の皆様にご参加いただき、この紅葉祭が、ご来場いただいた方々にも十分に楽しんでいただくとともに、少しでもリハビリテーション医療の啓発となり、本学院のことをより知っていただくことに繋がれば幸いです。

　平成最後の開催となります紅葉際が、すべての人の心をFascinate（魅了）し、素晴らしい実りあるものとなりますよう祈念いたします。

 

山口コ・メディカル学院 学院長 石田 洋一郎