☆ 第4回 オープンキャンパス開催 ☆
今回もたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
はじめに本学院の顧問より学校説明がありました。引き続き、3学科より学科の特徴や仕事の説明がありました。
はじめて参加された方には、各学科の実習室を見学していただきました。
2回以上参加された方はには、学費等の説明を聞いていただきました。
本学院の体験授業は、毎回テーマを変え “楽しみながら学んでもらう” ということを大切にしています。
参加者の皆様には、各学科の雰囲気を感じたり、新しい発見があったり未来の自分の姿に出会えたとしたら幸いです。
◎理学療法学科
理学療法学科では、「 物理療法の中の低周波療法」を体験していただきました。
電気で筋肉が動く?と思われた方も多かったかと思いますが、実はもともと人間は電気信号で動いているんですよ?
そう、まさに頭の中で「動け」という脳からの命令が電気の信号となり、神経という電線を通るわけです。
詳しくは学校に入ってから一緒に勉強しましょう。
電気の力で筋肉が動いたときは「お~」っと感動の嵐でしたね。
テノデーシスアクションについても体験していただきました。
テノデーシスアクション?初めて聞かれた方がほとんどだと思いますが日本語で言うと「腱固定作用」といいます。
手の甲の方へ曲げると手の指が自然と曲がりませんか?
簡単に言うとこれがテノデーシスアクションです。
テノデーシスアクションを利用して物を掴む体験をしていただきました。
人間の身体って不思議で面白いでしょ?
機能訓練室では、4年生の学内演習の様子を見学していただきました。
臨床実習で経験した症例を説明しています。クラスメートからの質問が飛び交います。
実際の理学療法プログラムを披露しました。ベッドから車いすへの移り方を説明しながら行っているところです。上手くできたかな?
机上のパソコンでは、この場に参加できない学生とも、オンラインでやり取りをしています。
◎作業療法学科
作業療法学科では「脳卒中のリハビリ(作業療法)」について、説明と治療のデモンストレーションを行いました。
BLAZEPOD(ブレイズポッド)という機械を使ったリハビリをしました。
BLAZEPOD とは8色に光るPOD(ポッド)と呼ばれるボタンを複数並べて、ボタンが光る順番にPODを押したり、決まった色のPODをタッチすることで、身体や反射神経はもちろんのこと、脳やメンタルも鍛えるトレーニングツールです。
対戦形式で大盛り上がりでした。
作業療法では、麻痺した「肩」や「手」のリハビリもします。
作業療法士が直接、対象者を動かしてリハビリすることもあれば、「電気刺激」を利用したリハビリもあります。
作業療法では、伝統的な作業を用いてリハビリすることもあります。「革細工」は手や腕のリハビリと集中力や記憶力も必要とする作業です。
また、革細工を完成させ、人から賞賛されたりすることでの自信回復という効果もあります。
◎言語聴覚学科
言語聴覚士の仕事は、話すことや食べることに関わる支援が知られていますが、聴こえに関することや、小さなお子さまも支援の対象とすることをご存知ですか?
学科体験では「 聴こえと子ども」をテーマに、ことばの聴き取りゲームと赤ちゃん用のランチバイキングを行いました。
赤ちゃん用のランチバイキングをしているところです。献立を考えることで、赤ちゃんのおくちの仕組みや発達を知ることができます。
色々なメニューの中から、8か月の赤ちゃんが食べられるものを探します。
ポイントは“舌と上あごで押しつぶせるかたさ“!保護者の方や一緒に来てくださったお友達にもご参加いただきました。
ことばの聴き取り力をゲームで体験していただいている様子です。
耳の聴こえは年齢を重ねると「聴こえにくい」「何と言っているかわからない」など困りごとが出てくることがあります。
ゲームでは雑音の中で話している言葉を当てたり、ランダムに聞こえてくる平仮名を聴き取って頂きました。音の聴き取りはいかがだったでしょうか?
インピーダンスオージオメトリーという耳の鼓膜に圧力をかける聴力検査を実演している様子です。
子ども用のことばの検査やセラピーで使用する教材を見ていただきました。
次回はまた別の内容をご準備してお待ちしています。言語聴覚士や医療の仕事に興味のある方、人と話すことや食べることが好きな方、言語聴覚士についてよく知らないという方も大歓迎です。ぜひ一度、言語聴覚学科へ遊びにきてみませんか。
これからも、それぞれの学科(仕事)や学校のことを少しでも理解していただけるように、オープンキャンパスを実施していきます。沢山の方のご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。