☆ 第3回 オープンキャンパス開催 ☆
ここ数日、雨が突然降ったり止んだりする不安定な天気が続いていましたが、今日も開始直前に急に雨が降り出して少し濡れてしまったという参加者もおられました。
このような天候でも沢山の方にご参加いただきありがとうございました。
◯まず始めに、本学院の顧問より概要説明がありました。また、今年2回以上参加された方には、続けて学費等の説明を聞いていただきました。
◯概要説明後には、3学科より学科(仕事)の説明がありました。
それぞれの仕事の特長を分かりやすく説明してもらいました。
説明終了後、今年度初めて参加された方には校内見学として、3学科の実習室を見学していただき各学科の教員から実習室や機器、仕事の説明(補足)を聞いていただきました。
◎理学療法学科
見学時に実習室では、4年生が臨床実習で学んだ事を実践しながら説明をしていました。
理学療法学科では、「持久力運動」 ~運動前後の心拍数を測ってみる~という体験授業を行いました。
今回、参加者全員で運動するということと蜜を避けるという意味も有り、教室を二箇所に分けてZoomで配信しながら体験授業を行いました。実際にZoomを使ってオンラインで授業を行うこともあります。
参加者の方には、エビカニクスを踊ってもらいました。子供の頃に踊ったことがある人も多かったかもしれません。この年でまた踊ることになるとは・・・。
次に踊ってもらったのは、今流行の ハビット!(Habit) お手本の4年生の踊りもなかなか上手でした。
運動が体に与える負荷を運動前後の心拍数の変化で体感していただきました。
患者様にあった負荷の運動を処方することは、理学療法士の大きな役割のひとつでもあります。
◎作業療法学科
作業療法学科では、「脳卒中 片麻痺体験~評価編~」をテーマに大田先生が講義と利き手交換の評価を実演しました。
また、参加者には右足裏に風船を固定し、右手は三角巾で固定して、片麻痺体験をしてもらいました。
立ったり、歩いたりとバランスを保つのに必死になりました。参加された皆さんは、やはり「動きにくい」、「大変だった」と身をもって体験した様子です。
書字については利き手とは、逆の手で字を書いてもらいました。ペン先からの感覚、ペンの重さ、腕や手の動きを感じてもらいながら知覚を研ぎ澄ませました。
作業療法を加えると書きやすさ、字のバランス、筆圧等も大幅な改善がみられました。
利き手とは反対の手で食事動作をしてもらいました。普通の箸では食べにくいところを、自助箸を使うことで、食べやすさが大きく変わったことを実感し、参加者も驚きの表情でした。
次回は、脳卒中の治療を作業療法学科の教官がデモンストレーションしたいと思います。
◎言語聴覚学科
本日の体験授業は『嚥下障害』について!!飲み込みの仕組みや聴診器を使っての嚥下評価、嚥下訓練を体験してもらいました。
お茶にトロミを付けてもらっています。嚥下障害者は水分は飲み込みにくいので、トロミを付けて飲み込みやすくしています。味の方は・・・・、皆さんも一度体験してみませんか?
飲み込みの力をつける嚥下訓練(筋力トレーニング)です。言語聴覚学科の4年生が患者役のモデルをしています。力いっぱい頑張っていますね。
まだまだ、言語聴覚士は知っている方もそれほど多くない職種だと思います。
今回の体験も想像していたリハビリとは違って、「初めて見た」「初めて聞いた」と言うことが多かったのではないでしょうか?
言語聴覚学科が気になった方は是非オープンキャンパスに来て、教員や在校生とお話などしてみませんか??教員一同お待ちしています。
これからも、それぞれの学科(仕事)や学校のことを少しでも理解していただけるように、オープンキャンパスを実施していきます。沢山の方のご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。