☆ 第2回 オープンキャンパス開催 ☆
朝から雨が降ったり止んだりしていましたが、開催時間頃には、曇りとなりました。
蒸し暑い中、沢山の方にご参加いただきありがとうございました。
◯まず始めに、本学院の顧問より概要説明がありました。
◯概要説明後には、3学科の学科長より学科(仕事)の説明がありました。
それぞれの仕事の特長を分かりやすく説明してもらいました。
説明終了後、校内見学、体験授業を行いました。
また、校内見学と並行して、保護者の方や今年度2回目の参加者を対象とした、学費などの説明も実施しました。
◎理学療法学科
理学療法学科では、“「肩」について知ろう!~スポーツに共通する動きとは~”、“実際のトレーニングを体験してみよう!”をテーマに体験授業を行いました。
肩関節は非常に自由に動ける構造をしています。中でも重要となってくるのが肩甲骨の動きで様々な動作に関わっています。
日頃から肩甲骨の存在を意識している方はいらっしゃいますか?
肩甲骨ってよく聞くけど、具体的にどこなの?という方も多いかと思います。
4年生がしっかり説明してくれました。
実際に肩関節を動かしたときの肩甲骨の動きを説明しています。
前に腕を伸ばしながら挙げていく動きと、外へ腕を広げながら挙げていく動きを行っていただきましたが、肩甲骨の動きの違いはお分かりいただけましたか?
このように肩甲骨は様々な動きに関わっているため、肩甲骨の動きが悪くなれば肩関節は動きにくくなるのはもちろんですが、肩こりといった様々な影響が身体に及ぼします。
最後にスポーツ選手に共通する動きとしてゼロポジションでのトレーニングを体験していただきました。
野球の投球動作やテニスのサーブ動作、バレーのスパイク動作の時に腕を挙げますが、このときゼロポジションであることが肩への負担を軽減させることにつながります。
このゼロポジションがとれず、肩や肘などへ大きな負担がかかりケガへつながる選手も少なくありません。
「なぜゼロポジションがとれないのか?」
理学療法士はこの「なぜ?」を解決するために様々な評価をし運動療法を考えていきます。
◎作業療法学科
作業療法学科では、「整形外科領域の作業療法」をテーマに講義とスプリント作成の体験を実施しました。
スプリントは突き指したときに装着することができるものを作成し、参加者や保護者、在校生と一緒に楽しく作ることができました。
また、学科説明では「籐細工」をしている場面を見学してもらい、疾患や対象者のニーズによっても目的が変わってくることを伝えました。
例えば、手の細やかな動作の改善を目的としたり、達成感や自信の回復を目的とした精神的な改善を目的としたりと作業療法士のアイデア一つで様々なアプローチが出来ることを伝えました。
在校生の籐細工はプロ級の腕前になりました。
◎言語聴覚学科
言語聴覚学科の校内見学では授業で使う機器や道具を見ていただきました。
特に聴覚検査のコーナーでは、学生が先生をモデルにして実際に検査のデモを行い、参加者の皆さんに検査のやり方とその内容をご紹介しました。
学科体験では「話すことを意識しよう」と題して、言語聴覚士が患者さんに行う言葉の訓練を体験していただきました。
話をするときに、普段あまり意識しない口の動きですが、図を使って体験を交えながら楽しく学びました。
訓練体験を通して、言葉のしくみやふしぎを体験できたのではないかと思います。
ことばやコミュニケーションに興味のある方は、ぜひ言語聴覚学科のオープンキャンパスに参加してみてください。
これからも、それぞれの学科(仕事)や学校のことを少しでも理解していただけるように、
オープンキャンパスを実施していきます。沢山の方のご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、ちょっと興味があるなぁという人、
ちょっとおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。