言語聴覚療法学科

言語聴覚士とは

人間が他の動物と異なるのは「ことば」を使用し、他者と感情や気持ちの交流をはかる点です。私たちは常に「誰かとかかわりたい」「気持ちを伝えたい」という欲望をもっています。しかし、何らかの原因で伝える手段を失ったり獲得できなかったりするとどうなるのでしょうか。言語聴覚士はそのようなコミュニケーションに障害を持つ人に光をあて真に豊かで人間らしい生活を送ることができるように援助する仕事です。

卒業生の声

OB Voice

患者様から学ぶことの毎日で、
やりがいのある仕事です

松本知紗さん

卒業学科
言語聴覚療法学科
最終出身校
野田学園高等学校
勤務先
山口県厚生農業協同組合連合会 長門総合病院 リハビリテーション科

私が言語聴覚士を目指そうと思ったのは、人と関わっていることが好きだからです。話す・聞くといったコミュニケーションをとること、食べること、などは人が生活していく上で重要です。目に見えにくい部分でありながら複雑な過程の中でこれらの行為がなされており大変興味深く感じたからです。また、小児から成人まで幅広い対象の方がおられ、様々な分野への選択の道が開けると思いました。

現在、長門総合病院のリハビリテーション科で勤務しています。当院は地域の中核的な病院であり、診療科も多いため 急性期から慢性期の方まで、外来の方を含めた小児から成人の多くの方がリハビリに取り組まれています。その中でも、最も多く担当させていただいているのが嚥下障害の患者様です。高齢化社会となり、食べるという行為そのものの重要性がより見直されてきていると思います。食事という本来楽しいことがよりよい状態で行えるように、患者様に関わるスタッフ全員で取り組んでいけるようなアプローチを心掛けています。食べることを本当に楽しみにされている方は多く、「ありがとう」と笑顔で声をかけていただいた時に最もやりがいを感じ、日々患者様から学ぶ毎日です。

学院での4年間は大変内容が濃く、それだけあっという間でした。見ること学ぶことの全てが将来の臨床場面に直結していたのだと現在痛感しています。学生の間はとにかくたくさんの経験を積むことが必要だと思います。豊かな経験は必ず臨床の場では財産になると思います。勉強は大変だと感じることもありましたが、その分やりがいを持てる魅力のある仕事だと思います。

在校生の声

OB Voice

実践的な授業、充実した設備

言語聴覚療法学科4年

吉津亜理さん

山口県立宇部中央高等学校出身

言語聴覚士は、コミュニケーションに障害を持つ方や、食べることに障害を持つ方などを対象にリハビリを行っている仕事です。多くの専門的知識を必要とし、勉強は大変ですがその分やりがいもあります。言語聴覚療法学科は、定員20名と少ないですが、クラスのみんなと協力しあい一つの目標に向けてがんばっています。3年生の1月からは実習もあり、私はこれまでに2回の実習に行かせていただきましたが、実際に患者様と触れ合うことはとても貴重な経験となりました。言語聴覚士の仕事に興味のある方、人と触れ合うことが好きな方、私達と一緒に言語聴覚士を目指しませんか。

教官からのメッセージ

Teacher's Message

「その人らしさ」を取り戻すための支援を行う

言語聴覚療法学科 学科長

西村 孝雄 先生

小さな事でも、何か人の役に立ちたい。自分にも、困っている人のために何か役立てる事が出来ないか?そう思った事はないですか。

私達、言語聴覚士は、大きな事は出来ません。しかし、コミュニケーションと摂食・嚥下で困っている人達(小児〜成人)を専門知識と技能を活かして、支えていく仕事です。

「人とコミュニケーションをとること」や「安全に食事を楽しむこと」は、人が人らしく生きていくうえでとても大切なことです。病気や事故で失われた「その人らしさ」を取り戻すための支援を行う言語聴覚士という職業は、やりがいを実感できる仕事だと思います。

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