基本理念・教育目標

広い視野をもった誠実な医療の専門家を目指して

校長 石田 洋一郎

山口コ・メディカル学院

校長 医学博士

石田 洋一郎

日本は世界でもトップクラスの長寿社会を迎え、いかに健康で長寿を謳歌するかが求められるようになってきました。近年、「リハビリテーション」という言葉は、医療や福祉の分野で盛んに用いられ、社会的に広く知られるようになり、医療や福祉の現場においては、高い専門性と豊かな人間性を併せ持ったリハビリテーション医療に携わる人材が強く求められております。リハビリテーションの本質は、疾患により生じた、移動・身のまわりの動作・コミュニケーションなどの障害に対して、失われた機能の回復を促すとともに、残された能力を最大限に引きのばすための治療を行い、患者さんが、家庭復帰や社会復帰でき、人権が尊重された生き甲斐を持った生活を送れるようにチームで援助することにあります。対象となる疾患・障害は実に幅広く、脳血管障害、外傷性脳損傷、脊髄損傷、骨関節疾患、関節リウマチ、切断、神経・筋疾患、脳性麻痺・その他の小児疾患、呼吸器疾患、心疾患、嚥下障害、がん、などが含まれます。今後はさらに、医学の進歩、医療の高度化に伴い、リハビリテーションの対象は、メタボリックシンドローム、予防医学、移植医療、再生医療、さらには宇宙での長期滞在に伴うリハビリテーションなど、ますます新しい分野へ拡大していきます。このように、リハビリテーションは絶えず進化を続ける医療分野といえます。山口コ・メディカル学院は、こうしたリハビリテーション医療に携わる「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」を養成するために、平成8年4月に、地域の医療機関・住民・行政の熱い要望を受けて開校いたしました。

リハビリテーション医療では、特にその医学的介入(アプローチ)は、多くの場合多職種のチーム医療によって行われるため、リハビリテーション療法士には、患者さんと十分な信頼関係を常に築くことができること、他の医療スタッフと円滑な人間関係を築き医療行為をスムーズに行うことができること、などの素養を持っていることが要求されます。これらの点を踏まえ、当学院での教育は、県内外の医療機関、大学をはじめとした教育機関、保健福祉施設などの多くの方々の支援を受け、教職員全員が全身全霊を傾け、知育、徳育、体育という総合的、かつ徹底した全人教育を行い、将来どのような医療の領域でも、高度な専門家として活躍できるだけの強固な基盤を在学中に確立することをモットーとしております。

山口コ・メディカル学院は、これからも「医療・福祉」の充実を切望している社会のニーズと期待に応えるべく、また新しい医療にも挑戦すべく、日々研鑽を重ねてまいりますので、本学の建学の精神に共感し、リハビリテーション医療に情熱と生きがいをもつ若き学徒を心から歓迎致します。

11年連続100%の就職内定率!

山口コ・メディカル学院の卒業予定者就職内定率は、11年連続100%の実績を誇っています。これは、山口県で一番最初に開校されたリハビリテーション専門学校である本校の学生を、数多くの病院・施設から高く評価していただいている証です。

ホットなハートを持った豊かな人間性を基本に、全人教育体制をめざします。

保健・医療・福祉には高度な知識と技術が要求されます。しかし、最も大切なことは、ホットなハートを持った人間であるということです。本校では経験豊かな指導者のもとに実践的な教育を行い、豊かな人間性で障害者・患者に接する、全人教育を目指しています。体験学習、実習の機会を豊富に持てるように、保健・医療・福祉の現場と密接なつながりを持っています。

コ・メディカルは、医師以外の医療スタッフの総称です。

校名でもある「コ・メディカル(co-medical)」は、看護師、薬剤師、臨床検査技師、心理士、ソーシャルワーカーなど、医師以外の医療従事者を指す言葉です。本校では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士というリハビリテーション分野のコ・メディカルを養成しています。

「チーム医療」を担う人材を育成しています。

医療の高度化・細分化が進む近年、専門資格を有するコ・メディカルが連携・協力して治療や社会復帰のケアにあたる「チーム医療」の重要度が増しています。「チーム医療」では医師をリーダーに、各専門分野のコ・メディカルが高い専門性を発揮して、医師と対等な立場で所見を述べあい、役割を分担しながら、患者・障害者にとって最善の医療を提供しています。こうした医療現場の取り組みにおいて、リハビリテーションの専門家である理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の活躍がますます期待されています。
チーム医療

ページトップへ